2012年8月29日水曜日

パラリンピックルール

テクニカルミーティングがありました。ここで、パラリンピックルールが発表され、審判としては、従来の考え方が幾つか違う所があるので、必死で、特別ルールを頭に叩き込みました。会場は、巨大なドームのなかに、数個の競技場が、まるで、劇場の様に作られ、パワーリフティングの会場は、オリンピックのウェイトリフティングと同じだそうで、1000人が入れるそうです。観客席の後ろからでは、ベンチをしている姿が、豆粒のようです。これを補うために、至る所にスクリーンがあり、準備段階で、二十台を超えるコンピュータが用意されていました。ちなみに、パワーリフティングの入場券は、完売していると、言っておられました。選手は無論、審判もドキドキです。
私は、審判、陪審員、テクニカルコントローラーに、連日入っています。多分、選手村と大会会場を往復するだけで、いつもの国際大会と同様に、ロンドンって、どんな所か分からないまま、帰国することになりそうです。

明日は、大会のリハーサルと、開会式。演劇をしている孫が、よく、公演の前に、ゲネプロ、と言って、通しで、本番さながらに毎日練習をする様ですが、まさに、パラリンピックは、パワーリフティング劇が公演を迎える、と、いう所です。

吉田寿子